- 施工事例 works -
select.41 居心地のよさをデザインした「桜並木を眺める2階リビングの家」

川沿いに桜並木が続く、絶好のロケーション。「家で花見を楽しみたい」というご希望もあり、LDKを2階にレイアウト。リビングでソファに座りながら、キッチンで料理をしながら、畳敷きのロフトでごろんと横になりながら、窓の外の桜を楽しめるよう、間取りや窓の高さを細かく調整しています。クールでかっこいいものが好きなご主人と、塗り壁やレンガなど、かわいいものが好きな奥さま。そんなふたりの個性を生かした内装はインダストリアルな照明に、むき出しの配管。ブラックの造作アイアン建具や手すり、キッチンバックにはモルタル壁を採用するなど、ハードでありながらも、塗り壁や木のぬくもりが空間に優しさを加えています。外観は切妻屋根のかわいらしいシルエット。袖壁や軒下にレッドシダーを貼り、さらにアルミ格子やガルバリウム鋼板を組み合わせることでモダンテイストを表現しています。玄関やガレージの扉には経年変化を楽しめる無垢の木を使用。また、バルコニーで食事を楽しんだ後、テーブルや椅子をさっと片付けられるよう、柱を有効活用した専用の収納を設ける工夫も。素材やデザインにこだわったお気に入りのアイテムと、暮らしに楽しさをプラスする遊び心あふれる家が完成しました。

Orner's Voice

「ムダがかっこいい」と思える家にしたかった

Select工房は、友人の友人の紹介で知りました。見学会に参加したら、すぐにピンときました(笑)デザインだけでなく、居心地がとてもよかったんです。社長の佐野さんの家は迷路みたいだし、スタッフの猪原さんの家は真ん中に通り土間があるし、どの家も普通じゃない(笑)僕も妻も、普通の家はつまらないと思っていたので、この出会いは必然だったのかも。土地探しからお願いし、桜並木がきれいなこの土地に決めました。満開になるのは年に数日ですが、その一瞬を楽しめるのはとても贅沢だと思います。印象的だったのは、将来、子どもが部屋にこもらないようなプランをお願いしたら、1度2階に上がらないと1階の部屋に行けないプランだったこと。なんじゃこれ!?って思いましたが、これは面白いってことで、迷うことなく採用(笑)僕は自営業で休みが少ないから、家ではのんびりしたかったんですね。畳敷きのロフトで横になったり、梁に吊るしたハンモックに揺られたり、窓の外を眺めながらくつろげるのは最高ですね。友人を招いた家飲みが増えそうで、今からとても楽しみです。