- 施工事例 works -
select.44 家族をそばに感じられる「ロの字型コートハウス」

幹線道路沿いに佇む、真っ黒のガルバリウム鋼板の外観がモダンな一軒家。サーフィンを楽しむご主人の希望は、「人目を気にせず、パンツ一枚で庭の芝刈りをしたい」というもの(笑)家族の仲がよく、友だちも多いおふたり。周りの家からの視線が気にならない、ウッドデッキのある中庭を囲むロの字型の平屋をご提案しました。LDKを起点に、中庭をぐるりと囲むように回遊式の廊下をレイアウトし、お子さんも家中をぐるぐる走り回れる間取りです。中庭に面する窓はすべて掃き出し窓にすることで、家のどこにいても家族の様子を感じられます。近隣の家の高さを測り、陽の入り方を計算、屋根の高さや窓の位置を細かく調整することで、視線の先は青空だけという贅沢な開放感を得ることに成功。玄関を開ければ、窓の向こうに青々とした芝生の中庭がゲストを出迎えます。白く塗ったLDKの壁は、窓から差し込む光を反射し、家の中を明るく照らす効果も。ウッドデッキと高さを揃えたスキップフロアが、ゆとりある空間を演出します。家の一角にはご主人の仕事場もあり、雨の日でも仕事道具をスムーズに搬出入できるよう、家と一体したカーポートとしました。暮らしの真ん中に、アイデア次第で自由に使える中庭がある家が完成しました。

Orner's Voice

家族が成長する、個性豊かな家が実現

仕事の先輩の新居を訪ねたら、とてもオシャレでかっこよくて。それがSelect工房の家でした。家を建てるとなって他の工務店も検討したのですが、どこも面白みがなくて。改めて社長の佐野さんや、スタッフの猪原さんの家を見学し、やっぱりコレだと。僕は普通の家でもよかったんですけど(笑)Select工房のセンスはもちろん、暮らしや趣味を楽しむ雰囲気が背中を押しましたね。実は「子どもたちが自立できる家」という裏コンセプトがあって。アパート暮らしでは、子どもたちに料理を手伝ってもらいたくてもキッチンがとてもせまくて。新居では大きなアイランドキッチンが完成したし、洗濯や掃除など、今からいろいろと家事を手伝ってもらうと妻が喜んでいました。リビングには窓のない広い壁があるんですが、そこには妻の大好きな作家が描いた大きな絵を飾る予定です。家族のしたかったことが一つずつ叶っていくのがうれしいですね。何はともあれ、まずはパンツ一枚になってウッドデッキでビールを飲みたいですね(笑)