- 施工事例 works -
select.46 ふたりの好きがつまった「陽当たりのよい通り土間のある家」

閑静な住宅街の一角、間口10m、奥行き28mという細長い敷地に佇む白亜の一軒家。周りを家に囲まれた敷地のため、南面に大きな窓を設けることで可能な限り各部屋に光が差し込むよう配慮しました。シャビーブルーの扉を開けると通り土間の向こうに、22畳のLDKが広がります。リビングからスキップアップしたダイニングキッチンへと視線が抜け、数字以上の広さを感じられるはずです。通り土間の南には窓越しにプライベートガーデンがあり、縁側のようにリビングの端に座って、元気よく遊ぶお子さんの姿を楽しむことができます。ダイニングにはこの家のシンボル的な存在として、堀りごたつ調のダイニングテーブルを足場板とアイアンで造作。1辺は椅子使い、残り2辺はダイニングの床に座るユニークなスタイルです。振り返ればスタディコーナーがあり、リビングで過ごす家族を見ながら作業ができます。珪藻土の塗り壁にモルタルのキッチンバックが映え、やわらかな空間を引き締めます。家の正面を塗り壁で仕上げ、さらに玄関の軒天井や目隠しを木製フェンスにすることで、シンプルな外観に表情が生まれました。Select工房が得意とするスキップフロアを生かした、デザインと機能性、遊び心あふれる家になりました。

Orner's Voice

Select工房の見学会はアイデアの宝庫

仕事途中で見つけたかっこいい家がSelect工房でした。初めての見学会はイメージとちがっていて...その後、スタッフの猪原さんの家を訪ねるんですが、土間の雰囲気、センスある空間にハマってしまって、これと同じのを作って!と(笑)見学会には何度も参加して、いろいろとアイデアを拝借しました。どの家も素敵で逆に迷ってしまうから、猪原さんにはもういいんじゃないですかって言われるほどでした(笑)建築関係の仕事をしていることもあり、現場で一緒につくりあげていく感じがよかったですね。特に現場の奥海さんはとても親身で、キッチンバックのモルタルの下地材など、プロでしか分からないような部分も丁寧に仕上げてくれて、とても感謝しています。これからは庭に芝生を貼ったり、娘たちと一緒に花壇を作ったり、レモンの木を植えたり、ゆっくり暮らしを楽しんでいきたいですね。