- 施工事例 works -
select.56 心地よい風を取り込む「L字型ウッドデッキがある平屋風の家」

田んぼが広がるのどかな場所。大きく軒を出した、どっしりとした家が自然の中に溶け込んでいます。「内と外の隔たりをなくしたい」というご要望のもと、大きなワンルームのような平屋風の家をご提案しました。22畳あるLDKの南側と西側には、大きな窓と17畳のL字型のウッドデッキを設けることで、空間をより広く感じることができます。洗面室の横にもウッドデッキがあり、洗濯物を干すだけでなく、遊んで泥だらけになった3兄弟がLDKを通らず浴室に入ることができます。珪藻土の塗り壁、キッチンのモルタル壁、洗面室のタイル、照明など、素材選びやデザインも細部までこだわりました。外観の南側は塗り壁とし、その他をダークグレー(いぶし銀)のガルバリウム鋼板を使うことで、落ち着いた佇まいを演出。周囲の景観にも配慮しています。2階へ続く階段に設けた窓が、四季によって表情を変える田んぼの風景を切り取り、窓を開ければ心地よい風が室内を駆け抜けます。家単体だけでなく、周囲の環境を生かした、気持ちのいい木の家が完成しました。

Orner's Voice

暮らしの自由度が増す提案が魅力

以前はアパート暮らしだったので、子どもたちの足音や声が隣近所の迷惑でないか気になっていました。まるで、閉じ込められたような暮らしというか。だから新居は、のびのび暮らせる家にしたいと考えていました。木の家がよくて工務店に行ったんですが、そこは職人さんのこだわりが強く、自由度がなくて(笑)。その後、Select工房の見学会に参加。スキップフロアは家として魅力はあったんですが、僕たちはいいかなと(笑)。改めて見学したスタッフの猪原さんの家は、家っぽくない木の使い方が印象的でした。持ち前のセンスで、僕たちの希望を叶えてくれる柔軟な姿勢がSelect工房の魅力だと思います。提案いただいたL字型ウッドデッキのおかげで動線の自由度が増したし、何より、子どもたちが元気に走り回っている姿を見られるのがうれしいですね。以前は、休日のたびに外出しなくちゃと思っていましたが、今は家で草むしりするのすら楽しくて仕方がないですね(笑)。