- 施工事例 works -
select.20 旗竿地でプライベートを謳歌する「音楽を楽しむ家」

3方を住宅やマンション等に囲まれた旗竿地に完成した建物。設計のポイントは、周囲からは家の中が見えづらく、室内からは開放感を感じられること。スキップフロアを使い目線をズラしたり、バルコニーの手摺を高くして室内が見えないようにしたり、様々な工夫を凝らしました。そんな、プライバシーを大切にしたこの建物のコンセプトは『音楽と暮らす』。ご夫妻共通の趣味である音楽を日常に取り入れるため、建物のセンターにDJブースを作りました。「音楽を楽しむ時間と、家族の時間が両立できればいいな」というご主人の想いを思いっきり形にしました。20代の頃、ニューヨークで暮らしたご経験のあるご主人は、現地のロフトやガレージのイメージが強かったっため、ブリックタイルやアイアンを使ったり、正方形で構成された大きな窓を付けたりと、柔らかくなりすぎないようハードにデザインしました。また、床や木部の塗装、ウッドデッキの組み上げなど、ご夫妻が協力して自作した部分も多く、ご夫妻にとって愛着のある住まいが完成しました。

Orner's Voice

select工房さんの提案には、思わず不意を突かれました!

家に対しては、耐震とか安全性しか考えてなかったんです。でも、Selectの佐野さんからは「趣味は?」とか「どんな暮らしがしたい?」みたいなことを聞かれ、「じゃあ趣味の音楽を暮らしに取り入れましょう」という提案をされたんです。あぁ家でもこういうことやっていいんだ!と、不意を突かれた思いでした。それで、Selectさんに決めました。で、見てのとおり、DJブースを作ったんですが、佐野さんは当初、派手なディスコのイメージがあったらしく、「照明を下から当てて・・・」なんて提案を頂いたんです。でも僕らは「いや、そこまではしなくていいです(汗)」みたいな。さすがに、あれはちょっとやり過ぎでしたね(爆笑)。