- 施工事例 works -
select.24 趣味を暮らしに取り入れた「佐鳴湖の景色を望む家」

緑の森に包まれた佐鳴湖を望む高台という絶好のロケーション。その景色を最大限に楽しむ住まいが完成しました。ガルバリュウム鋼板に、無垢杉羽目板と塗り壁がアクセントになった個性豊かな外観が印象的。スキップフロアで4層に分け、南北に空間を配置。1階にはご主人の趣味である車を楽しめるインナーガレージとロフトを、玄関をはさんで反対には、奥さまの陶芸工房を用意。あえて暗めに設計することで趣味に没頭できるだけでなく、2階の明るさを引き立てる役割もあります。天井高ある開放的なリビングダイニングの大きな窓からは、佐鳴湖の景色を一望できます。頭上には渡り廊下のような畳敷きのロフトスペースを設置。ごろんと横になればリビングとはちがった佐鳴湖の風景を独占できます。「この景色が見えるか不安だったんですが、佐野さんが竹竿にデジカメを付けて眺望を確認してくださって」と笑うMさん。陶製の洗面ボウルは奥さまの作品だったり、お子さんと一緒に黒板塗料を塗ったり、ご家族の温もりも随所に。佐鳴湖のそばで季節を感じながら、自分らしく暮らせる理想の家が完成しました。

Orner's Voice

暮らしを楽しむためのアイデアには、いつも驚かされました

浜名湖畔にあるセレクト工房さんのモデルハウスに伺ったとき、家というよりも、自由に暮らしを楽しむスタイルに衝撃を受けました。打合せでは、どんなことが好き? どんなときに幸福感を感じるの? といった感覚的な話をもとに素敵なプランを提案いただきました。リビングのロフトなど、毎回ユニークなアイデアが含まれていて、その提案がとても楽しくて。それらは必要かといわれれば絶対ではないでしょうけれど、無駄というか、余白みたいなスペースがあることで、暮らしがぐっと豊かになると思います。情報共有ではせっつくこともありましたが(笑)結果的に、いま何が行われているか把握でき、一緒に家づくりを楽しむことができました。