切妻造りの三角屋根と玄関ポーチが印象的な、かわいらしい白亜の一軒家が完成しました。床には無垢材を使い、刷毛の跡が残る珪藻土の塗り壁、アーチ上の壁となった入口やガラス窓が入った扉、空間ごとにデザインを変えた照明など、まるでおしゃれなカフェにいるような心地よい空間に仕上がりました。奥さまが思い描く家のイメージがあったので、それを一つひとつ丁寧に形にしていきました。ご主人の書斎でもあるリビング横の和室は、あえて一段下げることを提案し、空間に包まれるようなこもり感を演出。奥さまのお父様が大工職人ということもあり、家づくりの現場に入っていただきました。大工言葉に「ひと手間を加える」というものがあります。娘さんのために丁寧に仕事をされるお父様の姿には“住まい手への愛”という家づくりの本質を再確認させていただきました。Wさん夫妻をはじめ、ご両親やご家族の想いをひとつにまとめ、家族の想いがあふれる自慢の住まいになりました。

理想の家のイメージを形にするセンスと、＋αの提案に大満足です。

Select工房さんで建てた友人の紹介で、浜名湖畔のショールームを訪問し、ここでなら理想が叶うと確信しました。また、大工である父親が家を建てることに快く了承いただけたことはとても感謝しています。小さな頃から自分の家は父親が建てるもの、と当たり前のように思っていたので。子どもたちも「おじいちゃん、かっこいい」と尊敬の目で仕事姿を見ていました。一段下げることを提案くださった和室は友人からも好評で、さすがプロだと実感しました。わがままを言いすぎかなと思うこともありましたが、きっとそれは、社長の佐野さんが、こちらの想いを遠慮なく伝えられる雰囲気づくりが上手なせいだからだと思います（笑）