- 施工事例 works -
select.2 「記憶」を繋ぐ未来のふるさと

縦方向の空間設計を工夫した2階5層の住まい。1階玄関は土間を広くして、ご主人の趣味室ともなる多目的スペース。感覚的には1.5階くらいがちょうど心地良いと言う奥様の要望どおりLDKは1.5階、窓越しの景観がとても気持ちいい。隣り合うセカンドリビングは3段の段差を設けました。あえて必要のない段差を設けたのは、やんちゃ盛りの男の子二人を想うお施主様の親心から。子供達が家の中で元気に遊び回りジャンプできるくらいの空間にしたかったそう。「子供の頃の楽しかった“ふるさと”の記憶はいつまでも忘れない。私もそうですから。育った家の良き思い出を未来に残してあげたいんです」と、お施主様。そんなセカンドリビングの隣りには子供部屋を配置。遊んでいても部屋で勉強をしていても、いつも近くにお母さんが居ることのできる動線を確保しました。記憶を繋げる『未来のふるさと』では、今日も元気な二人の男の子が走り回っています。

Orner's Voice

「段差」が多いことが、自然と運動になっているようで私は好きです。

LDKの南面と東面には掃き出しに使う窓を、床の高さに合わせず、少し高い位置に付けてもらいました。こんな工夫一つで開放感がぐっと増すんですね。お陰様で周りの景色をいつも愉しみながら過ごしています。段差が多いのも私は好きですよ。日常の暮らしの中で自然と運動しているようで、健康にも良さそうですし。あとは主人がキッチンに立ちたくなるような家にしたくて、出入りし易い場所に配置してもらいました。いっこうに主人はキッチンに立とうとしませんけどね(笑)。