Select工房

いい一日は、いい眠りから。心地よい寝室のつくり方

2026.10.3 (土)

寝室は、ただ「眠るための部屋」ではありません。

一日の終わりにほっと力を抜いて、また明日を気持ちよく迎えるための場所。

だからこそ、広さだけではなく、窓から入る光や風、照明の明るさ、ベッドの配置、収納、生活動線まで、自分たちの暮らしに合わせて考えることが大切です。

「寝室はこのくらいでいいかな」と何となく決めるのではなく、

どんなふうに眠りたい?朝はどんなふうに目覚めたい?寝る前の時間をどう過ごしたい?

そんな毎日の過ごし方から考えてみると、自分たちにとって心地よい寝室のかたちが見えてきます。

景色を一枚の絵のように楽しむ寝室

寝室に設けた大きな窓。この窓の役割は、光を取り込むことだけではありません。

外に広がる緑を借景として取り込み、まるで一枚の絵を飾るように、景色を切り取る窓として計画しました。ベッドから目を向ければ、季節や時間とともに変わっていく景色がそこに。

壁に絵を飾る代わりに、その土地にある風景そのものを、寝室の一部にする。

窓の位置や大きさを少し丁寧に考えるだけで、寝室は「眠るためだけの場所」から、景色を楽しみ、心を休める場所にもなります。

光と木のぬくもりに包まれる寝室

白を基調にした寝室に、窓からたっぷりとやわらかな光が差し込む、明るく気持ちのよい空間。

木のベッドフレームや自然素材の風合いを感じるペンダントライトが、白い空間にあたたかさを添えています。

シンプルに整えながらも、光と木のぬくもりが心地よい、ほっと落ち着ける寝室に仕上がりました。

絵本の中のような、今だけの寝室

まるで絵本の中に入り込んだような、かわいらしい子どもの寝室。

目を引くのは、ベッドを包み込むようにつくられた大きな雲の壁。ピンクの壁やお気に入りのおもちゃに囲まれて、眠る時間までワクワクするような空間です。

そして、この雲の壁は、成長したら取り外すことができるつくりに。

ずっと同じ部屋にするのではなく、子どもが小さい「今」だからこそ楽しめる空間をつくり、成長に合わせて変えていく。

そんな遊び心と工夫が詰まった寝室です。

静かな時間を楽しむ、落ち着きのある寝室

やわらかな光が差し込む、小さな窓のある寝室。

明るすぎず、少し落ち着いた空間に、木の家具や素朴なファブリック、壁に飾ったグリーンを合わせています。

寝室は、一日の終わりに心と身体を休める場所。

華やかに飾りすぎず、好きなものを少しだけ取り入れて、自分たちがほっとできる空間に。

窓の向こうにちらりと見える緑も、心地よい寝室の一部になっています。

心地よい寝室のかたちは、人それぞれ。

光がたっぷり入る、明るい寝室。
窓からの景色を楽しむ寝室。
子どもの「今」を思いきり楽しむ寝室。
一日の終わりに、ほっと落ち着ける寝室。

4つの寝室をご紹介しましたが、心地よいと感じる空間は、家族によってそれぞれです。

寝室は、毎日の疲れを休め、明日を迎えるための場所。だからこそ、広さや間取りだけではなく、

どんな朝を迎えたい?寝る前はどんなふうに過ごしたい?どんな空間なら、ほっとできる?

そんな日々の過ごし方から考えてみると、自分たちらしい寝室が見えてくるかもしれません。

家づくりをするときは、「寝るための部屋」としてだけではなく、自分たちにとって心地よい時間を過ごせる場所として、寝室について考えてみましょう。

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