利便性のよい立地ながら１本中に入り込んだ静かな住宅地に、単にラグジュアリーではなく、単にモダンでもなく、それぞれが融合し、さらにカリフォルニアテイストのエッセンスを巧みに取り入れたニューテイストの家が誕生しました。玄関引き戸を開けると、家の奥へと続く空間が現れ、大きなガラスが入った造作扉を開けると、LDK22畳＋ウッドデッキ９畳のフラットフロアが出迎えます。ウッドデッキや広い庭へと続くサッシは、全開口＋大きな引き違いサッシを使うことで、ダイニングキッチンから外への抜け感と、リビングに囲まれた落ち着きある空間の両方を得られる特徴的な間取りです。テレビボードバックには、カリフォルニアテイストとも言える味のある古材をあしらい、キッチンバックには武骨で男前なレンガを採用。LDKの中央には真っ黒なアイランドキッチンを設け、モダンな空間に仕上げています。外観でひときわ目を引くのが、使い込まれたヨーロッパの古材を使った玄関前の目隠し。さらに、真っ白のガルバリウム鋼板×古材の板張り×SOLID（タイル）×塗り壁という４種類の素材と色のコーディネートが、他にはない個性的で、カッコいい外観をつくり出します。クリエイティブな素材の使い方が、住まいの新しい可能性を感じさせてくれます。

Owners Voice
２人の真逆な価値観をセンスよくコーディネート
Select工房を知ったのは、家を検討していた会社の先輩の紹介。完成見学会に参加し、木の家の雰囲気やデザイン性もさることながら、スタッフの猪原さんの個性的で、一見クールだけど熱い人柄にひかれました。妻はシンプルで機能的、リゾートホテルのような雰囲気が好き。僕と好みが真逆だから話がまとまらず（笑）、ずいぶん助けられました。美容系の店を経営する妻は、家ではオフを楽しめればいいと、基本的には僕の好きなようにさせてもらいました。DIYしたウッドデッキは自信作です。将来的には庭にコンテナを置き、二階ベランダとつないで、秘密基地のようにできたら楽しいなと思っています。家ではのんびりしたいと言っていた妻ですが、リビングでエアリアルヨガのプライベートレッスンや、キッチンで発酵料理教室をしようと企んでいるみたいです。妻のビジネスの場所にならないよう、暮らしを楽しみたいと思います（笑）