見晴らしのよい高台の角地という抜群のロケーション。そんな敷地に建つ三角屋根のどっしりとした住まい。平屋とスキップフロアを組み合わせた新感覚の建物です。玄関から奥に行くにしたがって、少しづつスキップさせていくことで敷地の高低差を吸収しています。敷地の最奥にはL字に組んだリビングとダイニングに接するようにウッドデッキを設置。下り傾斜に佇む桜の樹と、その向こうに広がる眺望を「借景」しています。室内の仕上げは、ご夫婦のこだわりがいっぱい。「経年による色褪せや小傷など、ビンテージ感のあるカフェ風に仕上げたかった」というお二人の言葉どおり、木部のマットな色合いの調合から、壁の塗装、建具のエイジング処理など、自らの手で仕上げられました。特に苦労されたのが、色の調合で、好みの色合いを出すために3色を調合。「樹種によって吸い込み方も違うので、色を合わせるために都度調合し直したんです」とは奥様。大好きに囲まれて暮らしたいという思いから、妥協することなく自らで仕上げた自慢のお住まいとなりました。

Owners Voice
selectさんのセンスは、私たちが求める雰囲気にドンピシャでした。
住宅展でSelectさんのブースを覗いたのが一番最初の出会いです。そのブースのセンスが、私たちの考えている雰囲気にどんぴしゃだったんで、これなら間違いないと思いましたね。実は、土地は既に見つけていたんですが、融資などの関係で結構急ぎだったんです。そんな話しをしたら、社長の佐野さんは事情を汲んでくれて、すぐに動いてくれました。図面が出てくるまでは、動きが早かったですね。それからはトントン拍子で話しを進めることができて、ほっとしたことを覚えています。イケイケで行動力があるので、佐野さんはとても頼りになりましたね。たまに、忘れっぽいところもありますが、そこはご愛嬌ですね（笑）。