住宅の一角にある旗竿の敷地に完成したシンプルなスクエアの一軒家。フラダンスのインストラクターをする奥さまの希望はフラダンスの衣装をしまえ、練習ができるスペースと、便利な家事動線でした。そこで、家の中央に大きな吹き抜けのある1BOXの間取りをご提案。寝室や水回りはすべて2階にあげることで、すっきりとした1階LDKを確保しました。吹き抜けを中心に、床下のスタディスペース、中2階のフラダンススペース、コの字になった2階廊下が隣接し、いつでも家族の気配を感じられるようになっています。玄関土間からはリビングとキッチンへ続く2つの動線があり、さらに、玄関の外から南側へ連続したウッドデッキを設けることで、利便性と個性的なデザインを両立させています。ホワイトのガルバリウム鋼板を使ったシンプルなキューブ状の外観ながら、南側に彫り込んだ屋根付きバルコニーや軒下外壁を板張り仕上げにすることで、どこか品を感じる外観になっています。軒下にハンモックを吊し、元気なお子さんと愛犬と一緒に、にぎやかな暮らしを楽しめる家になったと思います。

Owners Voice

変形地を生かせる工務店がSelect工房でした。
旗竿の変形地を購入していたので、この土地を生かしてくれる工務店を探していました。妻がスキップフロアの家を希望していたこともあり、住宅雑誌で見つけたのがSelect工房さんでした。社長の佐野さんの家や、スタッフの猪原さんの家を見学させてもらい、ふたりでおしゃれだねって（笑）。最後の決め手は猪原さんの「自分の好きな家を一緒に建てましょう」の言葉でした。特に子ども部屋はロフトの他に、ロープやボルダリングを設けて、遊べる部屋にしました。吹き抜けに網を張って、アスレチックみたいな空間にする予定です。ウッドデッキはDIYするので早く仕上げて、庭でも遊べるようにしたいですね。予算の都合で外観はシンプルな形になりましたが、Select工房さんのおかげで、ワクワクする楽しい家になりました。