今回の敷地は、緑に包まれた山あいの変形崖地。デメリットはありつつも、周囲の視線を気にすることなく、自然と共存したオープンな視界が手に入るのが一番のメリットです。敷地の高低差を利用し家を半周する月見台のようなウッドデッキ、畳コーナーとスタディーコーナーを合わせると28畳にもなる広々LDKが魅力のプランをご提案。リビングの一角には薪ストーブがあり、ご夫妻共通の趣味である楽器演奏を楽しむ本格的な音楽室も併設。また、ご主人が特にこだわった、浴室から裸のままウッドデッキに出られる遊び心あふれるプランも見どころの一つです。玄関はパントリーともつながり、そのままキッチンへと抜けられる家事動線や、洗面室に隣接したウォークスルークローゼットが便利。外観は2つのボックスが合体したような存在感あるフォルム。真っ黒なガルバリウム鋼板とレッドシダーの木張りのコンビネーションが、スタイッリシュでモダンな雰囲気を演出します。ご夫妻の理想とする家をカタチにすべく、試行錯誤を重ね、魅力あふれる住宅が完成しました。

Owners Voice
したいことを否定せず、一緒に楽しむ家づくり
家を建てるなら、自分の好きなようにしたかったんです。たまたま家の近くでSelect工房さんの見学会があり、参加。自由度の高さも魅力でしたが、決め手はスタッフの猪原さん。薪ストーブが欲しいなど、僕のしたいことを話すと、他社はお金がかかりますよとか、欲張りですねとか、最初から難色を示す。でも、猪原さんは「それはいいですね」って一回も否定しない。もちろん全てが希望通りという訳ではないけれど、こちらの思いをくんで、いろいろと提案してくれるのもうれしかったですね。打合せは何回したか分からないくらい。あれこれ一緒に悩みながら、少しずつ家がカタチになっていき、本当に楽しかったですね。理想の家が完成したので、楽器を演奏したり、お風呂あがりにウッドデッキで涼みながら裸でビールを呑んだり、家時間を満喫したいですね。